「YouTube Premiumに入るか、NetflixやAmazonプライム・ビデオに入るか」で迷っている方は少なくないはずです。どちらも動画を楽しむためのサービスですが、実は中身はまったく異なります。
YouTube Premiumは広告なしでYouTubeを視聴できるサブスクリプションサービスであり、VOD(動画配信サービス)は映画やドラマなどのプロが制作したコンテンツを楽しむサービスです。そもそも提供しているコンテンツの方向性が違うため、単純な比較は難しい部分があります。
この記事では、YouTube Premiumと主要VODサービスの違いを料金・コンテンツ・機能の面から徹底的に比較し、どんな人にどちらが向いているのかを明確にしていきます。VODサービスの比較や安いVODの情報も知っておくと選択の幅が広がります。

YouTube Premiumの基本情報
YouTube Premiumは、Googleが提供するYouTubeの有料プランです。通常のYouTubeに以下の機能が追加されます。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 広告非表示 | 動画再生前・途中・後の広告がすべて非表示 |
| バックグラウンド再生 | アプリを閉じても音声が流れ続ける |
| オフライン再生 | 動画をダウンロードして通信なしで視聴可能 |
| YouTube Music Premium | 音楽ストリーミングサービスが付属 |
YouTube Premiumの料金
| プラン | 月額料金 |
|---|---|
| 個人プラン(Web経由) | 1,280円 |
| 個人プラン(iOS経由) | 1,680円 |
| ファミリープラン | 2,280円(最大5人) |
| 学割プラン | 780円 |
※料金は記事執筆時点の情報です。iOSアプリ経由での登録はAppleの手数料分が上乗せされるため、Web経由での登録が断然お得です。
💡 YouTube Premiumでダウンロードした動画を通勤中に快適に楽しむなら、ヘッドホン選びが重要です。ノイズキャンセリング搭載モデルなら電車内でも高音質で没入できます。

iPhoneユーザーはApp Store経由で登録すると月額400円も高くなります。必ずSafariやChromeでYouTubeのWebサイトから登録しましょう。
主要VODサービスの基本情報
比較対象となる主要なVODサービスの料金とコンテンツをまとめます。
| サービス | 月額 | 強いジャンル | 作品数 |
|---|---|---|---|
| Amazonプライム・ビデオ | 600円 | 幅広くバランス型 | 非公開 |
| Netflix | 890円〜 | オリジナル・韓国ドラマ | 非公開 |
| U-NEXT | 2,189円(税込) | 映画・ドラマ全般 | 見放題42万本(記事執筆時点) |
| Hulu | 1,320円(2026年10月時点) | 国内ドラマ・海外ドラマ | 公式で確認 |
| DMM TV | 550円 | アニメ・2.5次元 | 20万本以上(総配信数) |
本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。



※料金・作品数は記事執筆時点の情報です。



どのVODを選んだとしても、テレビで観るならアプリを動かす機器が必要になります。手持ちのテレビがスマートテレビでないなら、HDMIに挿すデバイスを1台足すのが手軽です。
YouTube Premiumと VODサービスの違い
コンテンツの方向性が根本的に異なる
これが最も重要なポイントです。YouTubeのコンテンツは基本的に「クリエイター(個人・チーム)が制作した動画」であり、VODのコンテンツは「映画スタジオやテレビ局などが制作したプロフェッショナルな映像作品」です。
YouTubeには教育系、エンタメ系、ゲーム実況、Vlog、音楽MVなど多種多様なコンテンツが揃っていますが、映画やドラマのような長尺のストーリーコンテンツは基本的にありません。一方、VODサービスは映画・ドラマ・アニメなどの「作品」を楽しむために設計されています。


広告体験の違い
YouTube Premiumの最大のメリットは「広告の完全排除」です。無料のYouTubeでは動画の冒頭や途中に頻繁に広告が表示され、特に長時間視聴する方にとっては大きなストレスとなります。
一方、多くのVODサービスは有料プランに加入した時点で広告が表示されません(Netflixの広告付きプランなど例外あり)。つまりVODは「お金を払う=広告なし」が基本であるのに対し、YouTubeは「無料で観られるが広告あり」が基本です。
オフライン再生の比較
YouTube PremiumもVODサービスもダウンロード・オフライン再生に対応しています。ただし、YouTubeの場合はダウンロードした動画の保存期間に制限がある点に注意が必要です。
音楽サービスの付加価値
YouTube PremiumにはYouTube Music Premiumが含まれています。これはSpotifyやApple Musicに相当する音楽ストリーミングサービスで、単体なら月額1,080円の価値があります。音楽サブスクをまだ利用していない方にとっては、YouTube Premiumは動画+音楽の2in1サービスとして非常にコスパが高くなります。
音楽まで含めて使うなら、部屋で流すためのスピーカーがあると出番が一気に増えます。イヤホンとは違い、家事や作業の合間にそのまま流しておけるのが利点です。
こんな人にはYouTube Premiumがおすすめ
- 毎日のようにYouTubeを視聴していて、広告にストレスを感じている方
- YouTubeを音声だけで聴きたい(バックグラウンド再生を使いたい)方
- 音楽サブスクにまだ加入しておらず、YouTube Music Premiumも活用したい方
- 映画やドラマよりもYouTubeクリエイターのコンテンツが好きな方
- 通勤中にYouTube動画をオフラインで視聴したい方
通勤の行き帰りで動画を観る時間が長い方ほど、気になってくるのが電池残量です。カバンに1つ入れておけるサイズのバッテリーがあると、帰りの電車でも気にせず観られます。
安いVODサービスを探している方は以下の記事も参考になります。



こんな人にはVODサービスがおすすめ
- 映画・ドラマ・アニメをじっくり楽しみたい方
- 話題のオリジナル作品(Netflixドラマなど)を観たい方
- 家族で共有してコンテンツを楽しみたい方
- 高画質(4K・HDR)で映像作品を堪能したい方
- YouTubeはそこまで観ないが、休日に映画を楽しむ習慣がある方
💡 VODで映画を本格的に楽しむなら、テレビの大画面で観るのがベストです。4K対応のテレビなら、映画館に近い美しい映像体験を自宅で再現できます。





両方使う場合のコスパ抜群の組み合わせ
予算を抑えつつ両方のサービスを享受したい場合、おすすめの組み合わせは以下のとおりです。
月額1,880円プラン:YouTube Premium + Amazonプライム・ビデオ
YouTube Premium(1,280円)+ Amazonプライム・ビデオ(600円)の組み合わせなら、合計月額1,880円でYouTubeの広告なし+音楽聴き放題+映画・ドラマ見放題が実現します。コストパフォーマンスを重視する方にはこの組み合わせが最適です。



月額1,830円プラン:YouTube Premium + DMM TV
アニメ好きなら、YouTube Premium(1,280円)+ DMM TV(550円)という組み合わせもあります。YouTubeでアニメ関連の動画を楽しみつつ、DMM TVで本編をしっかり視聴するという使い分けが可能です。



こうした併用スタイルでは、スマホの画面をテレビに飛ばせると切り替えが楽になります。キャストに対応した機器なら、YouTubeもVODも同じ手順でテレビに映せます。Chromecast with Google TVの後継機にあたるGoogle TV Streamerも、スマートフォンからのキャストに対応しています。
- YouTube Premiumは「広告なし+音楽」のセットと考えると割安
- VODは「映画・ドラマ専用」と割り切ると選びやすい
- 両方使うなら低価格VOD(Amazonプライム・ビデオやDMM TV)と組み合わせるのが賢い
VODの月額を節約する裏技については以下の記事で解説しています。



よくある質問(Q&A)
Q. YouTube Premiumに入ればVODは不要ですか?
YouTubeにも映画のレンタル・購入機能はありますが、見放題ではなく都度課金が必要です。映画やドラマを定額で楽しみたいなら、VODサービスは依然として必要です。
Q. YouTube Music PremiumだけでSpotifyの代わりになりますか?
楽曲数や機能面ではSpotifyと遜色ありません。YouTubeにしかないライブ音源やカバー動画も聴けるため、むしろ選択肢が広いとも言えます。すでにSpotify等に加入しているなら、YouTube Premiumに乗り換えることで1つにまとめられます。
Q. 家族で使うならどちらがお得ですか?
YouTube Premiumのファミリープラン(2,280円/最大5人)と、Amazonプライム・ビデオ(600円/最大3プロフィール)を比較すると、VODのほうが圧倒的に安価です。ただし提供コンテンツが異なるため、単純な価格比較だけでは判断できません。
Q. 無料でYouTubeの広告を消す方法はありますか?
公式にサポートされている方法としては、YouTube Premiumへの加入が唯一の手段です。広告ブロッカーの使用はYouTubeの利用規約に抵触する可能性があるため、おすすめしません。


まとめ
YouTube PremiumとVODサービスは、提供するコンテンツの方向性がまったく異なるサービスです。YouTubeをよく観る方にとってPremiumは快適さを大幅に向上させてくれますし、映画やドラマ好きにとってVODは欠かせない存在です。
自分の視聴スタイルを振り返り、「どちらのコンテンツに多くの時間を使っているか」を基準に選ぶのが最も確実な方法です。予算に余裕があるなら、低価格VODとの併用で最高のエンタメ環境を構築してみてはいかがでしょうか。
💡 VODもYouTubeもサウンドバーを使うだけで音の迫力がまるで変わります。テレビ内蔵スピーカーの薄い音に物足りなさを感じている方は、ぜひ一度試してみてください。






