動画配信サービス(VOD)を1つだけ契約して全ジャンルをカバーするのは、実は結構難しいものです。映画に強いサービス、アニメに特化したサービス、オリジナル作品が魅力のサービスなど、それぞれ得意分野が異なります。
そこでおすすめなのが、2~3社を組み合わせて契約する方法です。上手に組み合わせれば、月額を抑えながら観たい作品をしっかりカバーできます。
この記事では、予算別・目的別に最適なVODの組み合わせパターンを紹介します。自分の視聴スタイルに合った「ベストコンビ」を見つけてください。
VODの組み合わせの基本的な考え方

「ベースサービス」+「特化サービス」が鉄則
VODの組み合わせで重要なのは、次の考え方です。
- ベースサービス:幅広いジャンルをカバーする万能型サービスを1つ選ぶ
- 特化サービス:自分の好きなジャンルに強いサービスを1~2つ追加する
ベースサービスの候補は、AmazonプライムビデオまたはU-NEXTです。この2つは対応ジャンルが広いため、組み合わせの土台として最適と言えます。

ベースサービスを決めてから特化サービスを追加する順番で選ぶと、作品の重複を最小限に抑えられます。
予算別おすすめ組み合わせ


月額1,500円以下:コスパ抜群コンビ
Amazonプライムビデオ(600円)+ DMM TV(550円)=月額1,150円
- Amazonで映画・ドラマ・バラエティを幅広くカバー
- DMM TVでアニメのラインナップを大幅に強化
- 映画・ドラマからアニメまで幅広い作品を楽しめる
- 両サービスとも無料体験あり
月額1,150円で映画もアニメも楽しめるのは、かなりお得な組み合わせです。一人暮らしの方や、サブスク費用を抑えたい方に適しています。



複数サービスを併用するときに地味に効いてくるのが、テレビ側でアプリを切り替えられるかどうかです。1台のデバイスにまとめておけば、リモコン1つで行き来できます。


月額2,000円前後:バランス重視
Amazonプライムビデオ(600円)+ Netflix 広告付き(890円)=月額1,590円
- AmazonとNetflixの2大サービスで幅広くカバー
- Netflixのオリジナル作品が視聴可能
- 映画・ドラマ・バラエティまで総合力が高い
最も万人受けする組み合わせと言えます。映画もドラマもオリジナルコンテンツも、この2社でかなりの範囲をカバーできます。



月額3,000円前後:ガッツリ楽しみたい方向け
U-NEXT(2,189円・税込)+ Netflix 広告付き(890円)=月額3,079円
- U-NEXTの見放題作品42万本(記事執筆時点)+Netflixのオリジナル作品で盤石の布陣
- 観たい作品が見つからないことがほぼない
- U-NEXTの毎月1,200ポイントで新作映画のレンタルも可能
映画やドラマが好きで「観たい作品は全部観たい」という方に向いています。月額約3,000円は安くありませんが、映画館に行くことを考えれば十分リーズナブルです。各サービスの料金や作品数を一覧で比較したい方は以下の記事をご覧ください。





目的別おすすめ組み合わせ
映画をたくさん観たい方
U-NEXT + Amazonプライムビデオ
U-NEXTの豊富な映画ラインナップに、Amazonの独占配信作品を加えれば映画好きは大満足の環境が整います。U-NEXTのポイントで新作映画もレンタルできるため、最新作にもしっかり対応できます。
本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。



週末に自宅で2本立て、といった楽しみ方をするなら、おやつを用意しておくだけで映画館らしい雰囲気が出ます。
新作映画を手軽にレンタルで観たい方
Amazonプライムビデオ + mieru-TV
見放題はAmazonプライムビデオに任せて、話題の新作はmieru-TVでレンタルする組み合わせです。mieru-TVは月額990円(税込)で毎月2,000ポイント(1ポイント1円相当)がもらえ、そのポイントで新作映画やドラマをレンタルできます。ポイントは最大2ヵ月有効で、翌月に持ち越せます。



アニメを極めたい方
dアニメストア + DMM TV + Amazonプライムビデオ
アニメ特化の2社にAmazonを加えれば、アニメ作品はほぼ完全にカバーできます。3社合わせても月額1,810円と手頃な金額に収まるのも魅力です。
dアニメストアとDMM TVの違いは以下の記事で詳しく比較しています。



家族みんなで使いたい方
Disney+ + Amazonプライムビデオ + Netflix
お子さんはDisney+でディズニー・ピクサー作品を、大人はNetflixのドラマやオリジナル作品を、家族全員でAmazonプライムビデオを楽しむ、という使い分けが可能です。
ディズニープラスは、DMMプレミアム(DMM TV)とのセットプランで申し込む方法もあります。



ただしリビングのテレビは1台しかありません。家族で観たいものが分かれる時間帯用に、子ども用の端末を1台用意しておくと取り合いになりにくくなります。
韓国ドラマにハマりたい方
Netflix + U-NEXT
韓国ドラマの品揃えはこの2社が特に充実しています。Netflixの韓国オリジナル作品はクオリティが高く、U-NEXTは旧作を含めて幅広いラインナップを誇ります。
韓国ドラマに強いVODの比較は以下の記事でさらに詳しくまとめています。



スポーツやリアルタイム配信を楽しみたい方
ABEMA + Amazonプライムビデオ
ABEMAは格闘技や恋愛リアリティショーなどのリアルタイム配信が充実しています。Amazonプライムビデオと組み合わせれば、ライブ配信と映画・ドラマの両方を楽しめます。月額1,680円で収まるのもポイントです。


💡 VODをガッツリ楽しむなら、視聴環境にも投資する価値があります。サウンドバーやプロジェクターを導入するだけで、自宅が映画館のような空間に生まれ変わります。ホームシアター環境の作り方は以下の記事で詳しく解説しています。



💡 映画好きの方がU-NEXTやNetflixの4K作品を大画面で楽しむなら、対応テレビの選び方も重要なポイントです。VOD視聴に最適なテレビのおすすめモデルを以下の記事で紹介しています。



💡 テレビの購入が難しい方や、もっと手軽に大画面を実現したい方には、プロジェクターという選択肢もおすすめです。壁に映すだけで100インチ以上の画面サイズを楽しめるため、映画視聴との相性が抜群です。



複数契約で注意すべきこと


合計月額を把握しておく
3社以上契約すると月額が5,000円を超えることもあります。契約中のサービスと月額の合計を把握しておき、「本当に全部使っているか」を定期的に見直しましょう。
VODの月額を賢く抑える方法は以下の記事で詳しく解説しています。



使っていないサービスは即解約
1ヶ月に一度も開いていないサービスがあれば、そのサービスは解約を検討してください。また観たくなったら再契約すれば良いだけです。サブスクの最大の敵は「惰性で払い続けること」です。
作品のかぶりに注意
複数サービスで同じ作品が配信されているケースは珍しくありません。同じ作品を2つのサービスで見放題にしていても意味がないため、なるべく作品の重複が少ない組み合わせを選ぶのがコツです。
無料体験を活用して相性を確認する
いきなり複数契約するのではなく、まずは無料体験で使い勝手を確認してから決めるのが安心です。Amazonプライムビデオ(30日間)やU-NEXT(31日間)など、無料体験期間が設けられているサービスを活用しましょう。
無料体験の解約を忘れると自動的に有料プランへ移行します。登録したらすぐにカレンダーへ解約期限を入れておくのがおすすめです。
よくある質問
Q. VODを3社以上契約するのはやりすぎですか?
必ずしもそうとは限りません。ただし、3社以上になると「観る時間が追いつかない」「月額が高くなりすぎる」というケースが増えます。まずは2社で始めて、足りないと感じたら追加するのが無駄のない進め方です。
Q. 契約と解約を繰り返しても問題ありませんか?
問題ありません。VODサービスは基本的に契約期間の縛りがなく、いつでも解約・再契約が可能です。「今月はNetflixで観たい作品があるからNetflix」「来月はU-NEXTに切り替え」といった使い方をしている方も多くいます。
Q. 年払いと月払い、どちらがお得ですか?
長期利用が確定しているなら年払いがお得です。Amazonプライムは年払い(5,900円)にすると月あたり約492円。月払い(600円)と比べて年間で約1,300円の節約になります。





💡 複数のVODサービスを契約してたっぷり映画を楽しむなら、音響にもこだわりたいところです。サウンドバーを一台追加するだけで、どのVODの作品も映画館さながらの迫力で視聴できるようになります。



まとめ:2社契約がベストバランス
- Amazonプライムビデオをベースにするのが鉄板
- 2社契約が費用と満足度のベストバランス
- コスパ抜群はAmazon+DMM TV(月額1,150円)
- 万能型はAmazon+Netflix(月額1,590円)
- 使っていないサービスは定期的に見直して解約する
VODの複数契約は、組み合わせ次第で満足度が大きく変わります。自分の観たいジャンルと予算に合った最適な組み合わせを見つけて、充実した動画ライフを楽しんでください。



